AMPI施設内に設置した金属AMシステム
はじめに
このたび、AMPIは経済安全保障重要技術育成プログラム（通称“K Program”）の実施予定先機関として採択（ニュースリリースはこちら）されました。この事業の中で、金属積層造形技術（金属AM技術）の社会実装に向けて、実施予定先機関以外でのワイヤ・レーザDED方式の用途開発のための造形、品質評価も実施しますので、企業の皆様からの金属AM実証案件を募集いたします。
ワイヤ・レーザDEDの技術的な解説はこちら ※外部サイトにリンクします
実証のイメージ
金属AM技術を実際の製造に適用するためには、金属部品としての形状寸法だけでなく、機械的強度など必要な特性も同時に得る必要があります。そのためには、素材や形状、求められる特性にあった造形条件、たとえて言うなら”レシピ”が必須です。
AMPIではK Programを活用して導入した金属3Dプリンタ、X線CT装置、3Dスキャナ等の主要設備に加え、従来保有していた走査型電子顕微鏡（SEM）、引張圧縮試験機等を駆使して、ワンストップで”レシピ”の作成を行います。
国プロでの実証となりますので、応募企業様の費用負担は原則としてございません。
AMPIで実施する実証のイメージ
ワイヤ・レーザDED方式 適用先の例
ワイヤ・レーザDED方式は、馴染のある金属肉盛り溶接の”親戚”といえる技術で、例えば、異材金属造形、プロペラ、歯車といった突起物のある回転部品の製造、あるいは金型補修などへの用途拡大が期待できます。
画像提供 三菱電機株式会社様
実証案件を募集します！
実証をご希望の方、ご興味のある方は「ご相談フォーム」または「専用メールアドレス」からお気軽にご相談ください。
折り返し担当者からご連絡し、具体的な実証の内容などについてすり合わせいたします。なお、ご相談いただいた中から社会実装に向けて有力な案件をAMPIが選択して実施することとなります。必ずしも実証試験を実施できるとは限りませんのでご了承ください。
専用メールアドレス：am-kprogram-trial@ampi.or.jp
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