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LT企業紹介|阪神南リーディングテクノロジー実用化支援事業

LT企業紹介

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株式会社ミクロブ

微小部品や細胞の精密なハンドリングに最適な 精密マイクロロボットシステム

  • 圧電素子駆動による精密マイクロロボットシステム

     ミクロブは、大手精密機器メーカーの技術者だった代表者が平成25年に設立した当初から、画期的な製品を世に送り出し多くの注目を集めるベンチャー企業だ。精密作業の自動化や生産性向上ツールとして、圧電素子の超音波振動による精密アクチュエータを使用した精密マイクロロボット等を開発、多くの特許技術を取得している。

  • 大きさ・重さ・価格が「すべてスモール」のマイクロロボット

     同社は、グリッパー(ものを挟む治具)、アクチュエータ(エネルギーを動作に変換する装置)、オートフォーカスマイクロカメラ、グリッパーとカメラを組合せたビジョングリッパー等、小型・軽量・低価格の製品を独自開発し、従来にない精密マイクロロボットの機構と制御システムを拡充してきた。装置の諸元は、装置寸法一辺50㎜~100㎜、可動範囲16㎜~30㎜、可搬質量50g以内である。医薬業界などミクロン単位の精度が要求される分野で、正確な位置決めが実現可能な装置として同社の3軸輸送マイクロロボットは活躍している。
     また、5VのUSB電源で駆動可能とした。さらに、世界初の「小型電動バイス」(固定装置)を開発、アタッチメント取換で精密マイクロステージ(移動・位置決め装置)としても使用が可能で、PCから制御可能なオプションも用意している。

  • サブミクロンの精度を手のひらサイズで

     ミクロン・サブミクロンの「分解能」(器械・装置等で対象を測定や識別できる能力)を必要とする組立や調整などの作業では、従来、大掛かりな装置が必要だった。このような作業を、モーターや減速機が不要で、小型・軽量のマイクロアクチュエータやマイクロロボットで作業可能にし、省資源・省エネルギー社会の実現に貢献すべく創業したのが同社である。
     代表の秦氏は「日本発の独自技術をベースに小型・軽量・低価格の精密マイクロロボットとその周辺機器・派生機器を展開し、従来にない利便性・生産性を研究・開発・製造の各分野に提供していきます」と話す。
     また、AMPI等技術的支援機関とともに、特許など知的財産権利保護の対策についても専門家支援を活用している。同氏は「開発中製品の技術盗用の対処や、将来の技術進化に対応するための特許出願等、権利保護の体制をしっかり整えたい」としている。

2軸+ビジョングリッパー

2軸+ビジョングリッパー

企業プロフィール

事業所名
(カタカナ)
株式会社ミクロブ
(ミクロブ)
代表者名 代表取締役 秦 良彰(ハタ ヨシアキ)
本社所在地 〒660-0083 兵庫県尼崎市道意町7丁目1番3尼崎リサーチ・インキュベーションセンター6B
本社電話番号 06-6430-6839
本社FAX番号 06-6430-6839
創業年月 平成25年(2013年)7月
設立年月 平成25年(2013年)7月
資本金 200万円
従業員数 1 名
ホームページURL https://microb.jimdosite.com/
問い合わせ先メールアドレス yoshiaki-hata@nifty.com
その他 関連URL、アドレス等 LT支援実績 https://lt.ampi.or.jp/shien_case/7850/
業種
(具体的な内容)
精密ロボット開発、製造業
主要製品 精密マイクロロボット、マイクログリッパー、AFマイクロカメラ、ビジョングリッパー(TM)、電動マイクロバイス
主要設備 機構設計PC1台、ソフト開発PC1台、直流電源装置2台、オシロスコープ2台、高分解能レーザ変位計1台、NCフライス1台

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株式会社ミクロブ
代表取締役
秦 良彰(ハタ ヨシアキ)氏